学校に行きにくくなった息子の子育て体験談。これまでの体験談をご覧になられていない方は下記よりどうぞ。
今回は3つ目ということで、中学3年生になった息子の話です。
社会との繋がりがあってこその結果
息子の不登校と向き合って三年目になる。
中学校で手厚い支援を受け、かなり回復した息子は、進路についての三者懇談に出席することができた。
その日は体調が悪く、熱もあったのに頑張って学校に行ってくれた。 懇談で修学旅行に参加するかどうかも話し合うことになっていた。事前に息子と話した時の様子から行かないと言うことは予想できた 。
懇談が始まり、通信制の高校など進路の話をし、最後に修学旅行の話になった。
「どうする?」と尋ねると、
「 行った方がいいと思ってる。そんなに不安はないから、行けるなら行きたい。」と予想外の答えが返ってきた。
息子が前向きになれるように支えながら、気長に待ってくれた先生方に深い感謝の気持ちが込み上げた。
本当に行けるかどうかはわからない。行けなかったとしても行ってみようと思ってくれたことだけで満足、ここまで長かったなぁと、少し肩の荷が下りたように感じた。
不登校のまま、親子で閉じこもっていたら、こんな気持ちにはなれなかっただろう。
社会との繋がりがあってこその結果だ。
不登校に悩んでいる人がいたら、 ボランティア団体やフリースクールなどの力を借りて、社会との繋がりを作っていってほしいと思う。
1人で背負いこまないで、色々な人と繋がったからこその話ですね。「社会の繋がり」大切ですね。
[2019/9/21追記]この体験談のつづき
https://lumiere.hpcso.com/column/adult/430