イヤイヤ期は自我が芽生えて、順調に成長していることの証です。
成長過程で必要なコトだし、自分の主張ができるってすごい進歩。
もちろん、頭ではわかっていてもいざギャーギャー泣きわめく我が子を前にすると、我を忘れて怒ってしまったり、イライラして子どもに当たってしまったり。
私も自分の子どもがイヤイヤ期になるまでは、本当の大変さがわかりませんでした。
ショッピングセンターなどで、「だったらもう置いてっちゃうからね!!」などと怒鳴り散らすママを「ウェーン」と泣きながら追いかける子どもを見ると、「まだ小さいんだし、人前であんなに怒らなくても…」と思ったりしました。
また、スーパーでひっくり返ってバタバタ暴れる子どもを見ると「あーあ、親のしつけが悪いとああなるのかな?」と内心バカにしたりしたことも。
まさか、自分がそうなるとは…。
私は普段は比較的カッとならないタイプで、周りのママからも「怒ったりしなさそう」とよく言われますが、やはりイヤイヤ期真っ盛りの子どもを前にイライラしない母親なんていないのではないでしょうか。
「自分でやる」といって怒り、できないと「ママがやって」といって泣き、イヤイヤ期の子どもってホント理不尽ですよね。
あとは、イヤイヤ期の子どもの何が大変かというと、やはり何をするにも時間がかかっていまうということがあると思います。
着替えをするにも、うっかりこちらが脱がせようものなら「自分でやりたかった!」といって泣きわめきだし、うまく着替えられないと、それはそれで怒って暴れてみたり。
大人がチャチャっとやってあげれば1分で済むことなのに、ひどいと30分以上かかったり、永遠に終わらなくて時間切れ(怒ってもわめいても強制終了)になってしまいます。
公園で帰りたがらない時も手を焼くシーンの一つでした。
「もう帰ろう」というと、絶対に「やだ」というコトは分かっているので、できるだけ違う言い回しで(「帰る」という言葉を使わずに)誘うようにしていました。
たとえば、
「もう帰ろう」の代わりに
「おうちでおやつ食べない?」とか
「おうちでぬいぐるみが待ってるよ」とか。
ぬいぐるみといえば、私の言うことを聞かない時は
お気に入りのぬいぐるみに
「〇〇ちゃん、お着替えしようね」とか言わせたりもしました。
毎回ではないですが、これで結構素直に聞いてくれることも多かったです。
また、うちには3人子どもがいますが、外では絶対に騒いだりしない子もいれば、お店や電車の中でもお構いなしに大声で泣く子もいます。特に、下の2人は一卵性の双子なのですが、イヤイヤのひどさも全然違っていて、親の育て方は関係ないんだなと実感します。
イヤイヤ期は本当に手こずって大変ですが
やがては落ち着いてくるので
1日1日乗り越えていきましょう。
この読み物は現在子育てをされている方や子育てをされていた方の体験談です。