子育てで苦労したことは、子どもの食事場所です。
うちの子は歯が生えるのが遅く、(一歳の誕生日時点で下の前歯2本だけ)卵、大豆アレルギーがあったため、食べられるものが限られてしまいました。
手づかみで食べたい時期で、椅子に座らせてもじっとしていない。大人と同じものは食べられないけれど離乳食を出してくれる店は少ない。という事を子どもが産まれてから知り、食事の時間を挟んで外出するという選択肢は少なくなりました。
子どもを連れての外食
一歳の子どもを連れて外食しようとした時、そもそも、子ども向けだと思っているファミリーレストランにすら子どもが座れる椅子がない!これは本当に驚きました。2〜3歳で、食事中大人しく座っていられる子ども達は子ども用の椅子で良いのです。でも、一歳くらいの子供は、食事中でも色々なものに興味を持って動きたがりますので椅子のベルトは必須です。
ベルトをしていてもすり抜けてしまうくらい活発に動くのに、ベルトがないと言われたらそれは食事中ずっと抱っこ、おんぶして過ごして下さいという事なのです。
ベビーカーを押して店内に入ることもありましたが、大きくて他のお客さんの迷惑になってしまったり、少し角度が倒れているので子どもにご飯をあげづらかったりととても苦労しました。
お店によってはベルト付きの椅子を数種類用意してあるところもあるので、もっぱら外食といえばそこ!という感じでとてもお世話になりました。
外食メニューについて
外食のメニューについては、赤ちゃん向けメニューが少なすぎて困りました。一歳頃だと、お子様向けメニューはちょっと早いし(早い子だと食べているのかもしれませんが、味付けなどは3歳ころの子どもを対象としたメニューだという話を聞きました)、離乳食を持ち込むしかありませんでした。
毎回離乳食を持って行く手間に加えて、手づかみで食べられるものがないというのが私が困ったポイントです。
この頃は手づかみ食べをしたい時期で、なんでも自分で食べたがるので野菜スティックやバナナなどのメニューは必須。
でも、離乳食はスプーンであげる形状なのでじっと食べてくれず、イヤイヤ。時には油断した隙に手を突っ込まれてぐちゃぐちゃ。手がかかりっきりになるので、大人の料理は冷めてしまい、良いことなしでした。温野菜などのメニューを頼んでみたものの、キャベツや白菜など繊維があって歯がないと噛みきれないものがメインなので子どもは食べられず。豆腐もアレルギーがあるのでダメ。
手で食べても良いかな?と思ったお子様うどんはアレルギーの卵が入っているし(完全に確認不足なのですが)。メニューにパンがなかったので、しょうがないからパンでも食べさせようと思って買いに行った近くのパン屋さんでは「卵を使っていないパンはフランスパンだけです」と言われてこんなにアレルギーっ子に優しくないんだ。と感じたのを覚えています。
結局コンビニで卵不使用の食パンを買い、対応しましたが…
小さい子どもを連れての外食はハードルが高いですね。アレルギーを持っている子どもならなおさら。もっと、家族連れ、小さい子連れに優しいお店が増えていって欲しいです。
この読み物は現在子育てをされている方や子育てをされていた方の体験談です。